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embalming

「朽ちることを許されない、美しき保存。」 


 時間を止めるという行為は、果たして救いなのか。
 『embalming』は、“保存”と“死”の境界を描く、静謐で退廃的な音の標本。 

冷たい空気の中で響くミニマルな音像、無機質でありながらどこか官能的な質感。
 腐敗すら許されない存在が、永遠に閉じ込められた世界。 

美しさとは、変化しないことなのか。
 それとも、失われていく過程にこそ宿るのか。 

これは、生を封じ込めた音楽。
 静かに、しかし確実に心を蝕む記録である。

Hypnotic Poison

「可愛い顔で、壊しにくる。」


 きらめく音、甘く弾むリズム、無邪気に響くフレーズ。
 そのすべてが、ほんの一瞬で牙を剥く。

『Hypnotic Poison』は、“カワイイ”という仮面を被った音の暴力。
 ポップで愛らしい質感の奥に、容赦のないキック、歪み切ったベース、過剰なエネルギーが潜んでいる。

可愛さは、守るためのものではない。
 むしろ、最も無防備な瞬間に突き刺すためのトリガーだ。

無邪気に笑いながら、鼓膜を殴り、思考を揺らし、感情を支配する。
 そのギャップこそが、この作品の中毒性。

これは優しさではない。
 甘く加工された、攻撃性そのもの。

whispered sin

『甘美な夜、ひとしずく。』
誰かと交わした言葉の温度より、
グラスの縁に残った口紅の色のほうが、
ずっと忘れられなかった――

Vertigo

全13曲、すべてがラテン語のタイトルで綴られる
ゴシック・ハードコアの終末譚。

妖艶な微笑と青い蝶が象徴するのは、
破滅か、それとも救済か。

рассвет

夜にはこの一枚。チルな時間を、あなたに。
рассвет(ラッスヴェート)
深く静かな夜の底に、やさしく差し込む一筋の光。
ロシア語で「夜明け」を意味する『рассвет』は、
心をほぐすアンビエントと繊細なビートが溶け合う、チルな一枚。

ぼく、わたしのハードスタイル

ハードコア入門ならこの一枚。